日常記憶地図「上町台地編」

ほしいものが揃う街


日常記憶地図

ミツヒロ

中央区上町在住。上町台地に魅力を感じて、市内某所から引越し。
交通手段はもっぱら変速機なしの自転車、そしてちょっぴり徒歩。

上町台地歴

3年2ヶ月

上町台地との出会いは、学生時代に夕陽丘エリアをまちあるきしたことがきっかけ。

最初は天満橋上本町付近で探していたが、家賃が高くてダメだった。
利便性も住環境もいい地域であり、物件も少々古いけれど十分な広さがあるので気に入っている。
思い返せば、学生時代にこの辺り(法円坂周辺)をよいところだなと思った記憶がある。

日常生活

家の近くに銭湯(いろは湯玉造温泉)があり、贅沢気分を味わいに行く。

朝早起きして、出勤前に散歩に行くことがある。玉造稲荷(氏神さん)にお参り→難波宮跡でストレッチ、というのがお決まりのコースだが、余裕があれば大阪城を一周。最近はなかなかできていないので、週の半分くらいはそんなふうに一日のスタートを切れるよう、生活習慣を改善中。 週末には、真田山プールに泳ぎに行ったりもする。

天満橋中大江地区は友人達が多く住み、飲みに行けるエリア。スマートに遊べるイメージ。

日常的な買い物はからほり商店街。ここにも友人達が多く住んでいる。
からほり商店街から南に下った高津宮では、年末餅つきのお手伝いをしたりする。

上本町にYUFURA(+近鉄百貨店+シェラトン都ホテル)とハイハイタウンがあることで、まち使いのバリエーションが広がるのでありがたい。
自宅から上本町へは、上町筋から一本東に入った道を行く。車も歩行者も少なく、気持ちよく走れる道。

上町台地から坂を下れば鶴橋&コリアンタウン。 市場で鮮魚やキムチを買ったり、焼き肉を食べたり。

天王寺まで出ることがあると、自然と夕陽丘周辺に足が向く。
上町台地なるものを最初に意識させてくれたエリアであり、やっぱり惹かれる場所である。

気がついたこと

生活に必要な各機能(エリア)の真ん中に自宅が位置しているので、活動しやすい。 地下鉄の駅が近くて便利、というだけではない良さがある。ささやかな日々の生活の中にも、「いいな」と思える瞬間がよくある。

未だ出会えていないまちの資源がたくさんあり、まだまだまちを自分のものにできていないと思う。
なじみのないエリアにも、行動範囲を広げていきたい。
10年や20年という単位でながく住んでいきたい。なくしてはいけないつながりがあると感じている。

愛着のある場所

生活圏内全部。ほしいものが全て揃っていて、大切な人たちがいるところだから。
住むようになって、ゆるやかな、しかし確かな人のつながりができたと感じる。これからも地域の行事ごとに参加したりしながら、このまちに関わっていきたい。

サトウが思ったこと

家から北東は健康増進エリア(難波宮、大阪城、銭湯)、北西が交際エリア(オフィス街)、西側に食と買い物エリア(からほり)と、生活シーンとエリアを切り替えることのできることに驚きました。言われているように、交通に便利、ということよりもっと大事にしたいこと、意識的に生活を創っていける環境なのだと思いました。

「主体的にまちに関わりたい」という言葉が印象的でした。社会人として、というだけではなく「街の大人として振る舞う」という意識をお持ちのように感じられました。その意識が生活圏の広さにつながっているのではないかと思います。


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