料理の修業のため、奈良に引っ越してきました。奈良では初めての土地でした。
現在は、宇陀のコミュニティカフェ伊那佐郵人で、ごはんやsajiとして活動中です。
コンセプトは「地域の人から仕入れて地域の人に食べてもらう」
喫茶ステップ
2007年~2011年
仕事中、食材や道具が必要になった時には、近くのお店におつかいに行かれていたそうです。
お菓子用の上質な青きなこやきなこが、少量で買うことができる。1ヶ月限定のお菓子の材料は次のシーズンまで保管できないため、こまめに買いに行くことで新しいものを使うことができる。
休憩の時に、きなこアイスを食べることも。
米粉、わらび粉などの各種粉、ゴマやお豆(奈良県産もあります)など、どれも質のよさを感じさせました。創業は明治25年だそうです…!
おぜんざいに添える塩昆布を量り売りしてもらっていた。冬に在庫がきれたときに。柔らかくておいしい。
有機や無添加の醤油、冷や奴に合う専用の醤油、
飲めるぐらいマイルドなお酢など、良い物を少量購入できてありがたかった。
豆腐町にあるお店でした。
炭火の上で餅を焼く金網は、消耗品なのでこちらで購入。
砥石を研ぐための道具を購入。プロ用のものより、家庭用のものの方が女性の手でも扱いやすいのでよかった。
その他キッチンタイマーなども購入。
メニューを書く紙や、お料理を乗せる紙を購入。
お豆腐屋さん、酒屋さん、製麺所から季節限定で特別な麺、卵屋さん、お茶屋さん(茶町)からほうじ茶を配達してもらっていた。
繁忙期以外は、14-15時ごろにお昼休みがあるそうです。
おやつを買いに。その時おいしそうなものを。
珍しいジェラートを買う。
シュークリームや、同僚お誕生日のケーキなどを購入。とても喜ばれる。
昔からの喫茶店、たまに打ち合わせをしている人もいる。ちょうどよい混み具合で、非日常感を味わえた。書店で本を買って持ち込んで読むことも。
啓林堂書店の上とのことですが、見上げても見当たらず。反対側から見たら納得しました。ビルの構造が不思議です。
日替わりランチ720円+ドリンク180円でした。
忙しい中、休憩時間にぱぱっと切れてありがたかったとのことです。
仕事とは別に個人的に行くお店。
気軽に和菓子を買うこともできるけれど、どちらかといえば誰かに差し上げるお菓子を買いに行くことが多いとのこと。
400年以上続く和菓子店「菊屋」。
とても狭い範囲で過ごしていたと思う。
仕事を離れてから、街の歴史を知ったり、はならぁとで、自分が知っているものと違うものを見ることができた。
お茶、お酒、粉、お豆腐、昆布など、プロが使える品質の食材が、歩いて行ける距離で買える/配達してもらえる、ということに驚きました。
郡山城下町は、豊臣秀長(秀吉の弟)の時代に、商人、職人を集めた町を作ったことで商業的に栄えることになったようです。茶町にあるお茶の店、豆腐町にある豆腐店。
それが、今でもそれが引き継がれているということだと思いました。
創業100年、300年、400年といったお店がいくつも続いています。